INTERVIEW

仲間を知る

小山 桂子
地元に住んでいる方の安全を守る仕事をしている会社
沿岸海洋本部 沿岸海洋部 海洋課
2006年4月1日入社

小山 桂子

東海大学大学院 海洋学研究科を卒業後、新卒で日本港湾コンサルタントに入社。
技術本部、建設マネジメント本部の沿岸防災部を経て、現職。

  • 入社動機を教えてください
    大学での専攻が水流や環境に関するものだったので、河川や環境系の仕事を探していました。また、大学時代にライフセービングで水難事故防止の活動などを行っていたので、海に関わることのできる仕事で、かつ人の役や社会の役に立てる仕事をしたいと考えるようになり、公共事業に携われる日本港湾コンサルタントに入社を決めました。
    海をもっといろいろな人に知ってほしい、という思っていたので、港湾に関わる様々な事業を行う日本港湾コンサルタントはピッタリだと思いました。
  • 今の仕事のやりがい、充実感を感じることは何ですか
    入社してから、波浪の解析や海岸浸食に関わる仕事、津波のシミュレーションなどを担当してきました。また、東日本大震災の後には、防波堤の高さを検討するなど、津波に関わる仕事にも携わりました。

    やっていてよかったな、と感じるのは、自分の仕事が形になったり、人の役に立っていると感じられるときです。
    以前、養浜の施工で、砂を浜に流し込んだ時に環境にどう影響があるのかを調査する仕事を行いました。
    その際に、地元の方とお話する機会もあり、意向を汲み取りながら仕事を進められたときにはやりがいを感じました。
    また、「今後も養殖の仕事を続けていくことができる」という地元の方の声を聞いたときには、人の役に立てたのだと実感して、やっていてよかったな、と思いました。

    私たちの仕事の発注者は、国や地方自治体がほとんどなので、時には地元の方の意向に沿わないこともあります。
    そんな時には、地元の方の想いに耳を傾けながらも、やはり地元の方の安全を守るという観点で納得いただけるように調整する必要があります。
    大変なこともありますが、公共の事業に多く携わっている日本港湾コンサルタントだからこそのやりがいだと思います。
  • 求職者のみなさんへ、最後に一言
    海に興味があることはもちろんですが、人が好きな方にぜひ来ていただきたいです。
    日本港湾コンサルタントの社員は、皆、集中力が高い一方で、人と話すことが好きな方が多いと思います。コンサルタントという職業は、相手に対して提案や説明を行う機会が多いですし、こまめな情報のキャッチアップも必要なので、社内ではコミュニケーションが活発に行われています。

    また、日本港湾コンサルタントでは、設計だけ、ではなく、計画や調査、施工管理など、様々な分野に携わることができることも、魅力の一つです。そのほかにも、環境保全や災害復旧に関わる業務もありますし、今後は大学と連携した取り組みなども考えているそうです。
    一つの業務に長く携わることもできますが、入社後に様々な分野を経験してから、やりたいことを見つけていくのもいいと思います。