Japan Port Consultants

モンバサ港開発事業(2009年~2016年)

港湾名:モンバサ港
所在地:ケニア国海岸州モンバサ

ケニア国政府は、各分野で構造改革を進めると共にインフラ整備による経済発展を通じた貧困削減を目指している。その中でモンバサ港開発の優先度は極めて高いものになっている。モンバサ港はケニア国唯一の国際商港であり、東アフリカの中で最も整備水準が高く、同地域のハブ港としてだけでなく、内陸国(ウガンダ、ブルンジ、ルワンダ)の港湾機能をも担っている。特にコンテナ貨物量は近年急激に増加しており、2004年の取扱貨物量は年間約44万TEUとなっている。しかし、2025年の予測年間需要量は100万TEUとなっており、同国のみならず、後背地他国の安定的な経済発展に資するためにも、既存港湾施設の整備・拡張等の早急な対応が求められていた。かかる状況下、2000年にケニア国政府によりポスト・パナマックス船の入港が可能な水深15mの新規コンテナターミナルの建設及び追加港湾機器の調達のための「モンバサ港拡張事業」に関する円借款の要請が日本国政府に提出された。国際協力銀行(JBIC)は上記事業を円借款で支援すべく、案件形成を的確且つ迅速に進めることを目的として「モンバサ港拡張事業に係る案件形成促進調査」を2006年に実施した(当社は単独元請にて参加)。この調査に基づく「モンバサ港開発事業」は2009年より開始された。
主要施設:
– 護岸1(881m)
– 護岸2(140m)
– 第20バース(-11m、201m x 21m)
– 第21バース(-15m、350m x 30m)
– 小型バース(-4.5m、283m x 15m)
– 第20及び21バース用灯標
– 幹線道路(8レーン、14,000m x 37.5m)
– アクセス道路(6レーン、2,242m x 33m)
– 連絡道路(5レーン、940m x 23.5m)
– 鉄道ターミナル、連絡鉄道
– 港湾保安機材
– 管理棟、福祉棟、関税棟等
– 付帯設備
– コンテナクレーン(50トン、2基)
– トランスファークレーン(40.6トン、4基)