Japan Port Consultants

カイメップ・チーバイ国際港開発事業(2007年~2012年)

港湾名:カイメップ港・チーバイ港
所在地:ベトナム国バリア-ブンタウ省


べトナム国はその経済成長に伴い、海運の重要性が増大し、特に同国最大の経済拠点であるホーチミン市周辺の港湾の重要性は極めて高いものとなっている。しかし、同国南部の中核港湾であるサイゴン港は、市街地と隣接して発展の余地がなく、また河川港であることから水深や船舶の大型化に対応できない状況にある。一方、ホーチミン市及びその周辺における港湾は無秩序に乱立しているため、ホーチミン及び周辺地域の港湾の現状把握、各港湾の役割の明確化、これに沿った各港の連携した管理運営、効率的な投資計画の必要性が極めて高くなった。こうした状況を背景としたベトナム国政府よりの要請により、JICAは、2001年ホーチミン市を中心とするベトナム国南部地域における総合的港湾開発の策定と優先プロジェクトのF/S実施を目的とした「南部港湾開発計画調査」を行った(当社はJVメンバーとして参加)。この調査結果を受け、ベトナム国政府は同調査により選定された優先プロジェクトである、カイメップ地区のコンテナバース及びチーバイ地区の一般貨物バースの整備事業に係る円借款を国際協力銀行(JBIC)に要請すると共に、連携実施設計の実施をJICAに要請した。JICAによる「カイメップ・チーバイ国際港湾ターミナル建設計画実施設計調査」は、2004年より実施され(当社はJVリーダーとして参加)、その連携実施設計に基づく「カイメップ・チーバイ国際港開発事業」は2007年より開始された。
主要施設:
1) カイメップ国際コンテナターミナル
– コンテナ岸壁(-14m、600m)
– コンテナターミナル(約39.6ha)
– CFS(6,400m²)、メインテナンスショップ
– 港湾管理事務所
– アクセス道路(8,150m)
– コンテナクレーン(50トン、4基)
– トランスファークレーン(40.6トン、15基)
2) チーバイ国際雑貨ターミナル
– 雑貨岸壁(-14m、600m)
– タグボート岸壁2バース(-5m~-14m、各40m)
– ターミナルヤード(約24.6ha)
– 倉庫、メインテナンスショップ
– 港湾管理事務所
– アクセス道路(163m)
– 多目的クレーン(40トン、2基)